(手続き簡単!)インドネシア入国時のWeb税関申告方法

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(手続き簡単!)インドネシア入国時のWeb税関申告方法

 

ども、もぐらやです。

今回はインドネシア入国時の税関申告書をWebで作成する方法を説明します。

以前はインドネシア入国時に機内で下記のような税関申告書を渡され記入していました。’21年10月よりWebでの税関申告(e-CD:Electrical Customer Declaration)が可能となり、機内で税関申告書を渡される事は無くなりました。そのため、Webでの申告を行うか、バケージクレーム(手荷物受取)後に税関申告書を記入する必要があります。ここでは、簡単に出来るWebでの税関申告書(e-CD)の申請方法を解説します。

税関申告書(表)

税関申告書(表)

e-CD(Webでの税関申告)はインドネシアのジャカルタ·スカルノハッタ国際空港と、バリ島のデンパサール(ングラ・ライ国際空港)の2つの空港で運用されています。

Webでの税関申告(e-CD)方法

申告書作成は入国日の二日前から可能です。

まず、下記URLへアクセスしてください。

⬇ジャカルタ·スカルノハッタ国際空港の場合

Official Website Direktorat Jenderal Bea dan Cukai
Official Website Direktorat Jendral Bea dan Cukai

⬇バリ島デンパサール ングラ・ライ国際空港の場合

https://bcngurahrai.beacukai.go.id/ecd/?h=beranda

ここでは、ジャカルタ スカルノハッタ国際空港の場合を例に紹介します。

上記URLにアクセスすると次のような画面になります。

ECD1

ECD1

渡航者情報の入力

しばらくすると下記の入力画面になります。

ECD2

ECD2

下記の通り入力します。

ECD3

ECD3

入力欄に入力しようとすると勝手に文字がコピーされて入力出来ない不具合が発生する場合があるようです。その時はテンキーのせいなのでQWERTYキーボードにするか他のところに書いてコピペしてみてください。

国籍の欄は、メニューから、JP-JAPANを選びます。

ECD4

ECD4

最後にインドネシア到着年月日を入力して、「NEXT

ECD5

ECD5

追加データの入力

携帯荷物の総数別送荷物の総数、一緒に渡航した家族の人数を入力して「NEXT(次へ)

ECD6

ECD6

荷物の情報の入力

次に荷物の情報の入力です。a〜hの8つの項目について申告するものがあれば、右側のスライドスイッチを右にスライドします。

ECD7

ECD7

hの項目まで確認したら、「NEXT」を押します。

ECD8

ECD8

ちなみに、a〜hの質問内容は下記です。

  • a.動物、魚類、植物
  • b.麻薬、向精神薬、前駆薬、火器、武器、爆発物、
    ポルノ関連品
  • c.1億ルピア以上の銀行券または相当額のルピ
  • d.1億ルピア以上の銀行券または相当額の外貨
  • e.紙巻タバコ200本または葉巻タバコ25本または
    刻みタバコ100g、酒類1リットルを超える量
  • f.海外で購入し、インドネシアに残す物品が1人
    500USドルを超える品
  • g.商業用品 商品、商品サンプル。産業用の部品等、個人使用分とは見なされない輸入品
  • h.BC3.4 で申請したインドネシアからの持ち戻り品
なお、BC3.4の申請書とはインドネシアから持ち出して日本から再び持ち戻る物品の申請書です。参考までに、このブログの最後に申請書をつけておきます。
この、項目hは紙の申請書には無かった項目ですので、持ち戻り申請品がある人は申請忘れないように



IMEI登録

携帯電話やタブレット端末のIMEI登録有無を設定して、「NEXT」を押します。

ECD9

ECD9

QRコード取得

入力内容の確認画面になりますから、チェック☑を入れて、「Send」を押します。

ECD10

ECD10

以上で登録は完了です。下記のようなQRコードが表示されますから、スクリーンショットや、ダウンロードをして、通関時に提示すれば通関手続きは完了です。

ECD11

ECD11

Webでの事前税関申告はインドネシア入国の2日前から可能です。一般的に機内ではインターネットは有料ですし、到着後は忙しいですので、日本出国前に申請しておくとインドネシア到着時の手続きがスムーズになります。是非、事前のWeb税関申告で入国手続きをスムーズに済ませましょう。

参考:BC3.4 持ち戻り品申請書

インドネシアから持ち出して日本から持ち帰る品がある場合は、BC3.4という持ち戻り申請書(DECLARATION OF RETURNABLE GOODS)を事前に提出する必要があります。個人ではあまり事例は少ないかもしれませんが、覚えておきましょう。

BC3.4(1)

BC3.4(1)

BC3.4(2)

BC3.4(2)

 

 

 




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