海外在留邦人のワクチン接種予約方法
こんにちわ。もぐらやです。
‘21.7/19 いよいよ海外在留邦人向けのワクチン接種プログラムの予約が開始されました。今回は、ワクチン接種プログラム内容からその予約方法を徹底解説していきます。
(‘21.8/17 アストラゼネカ製ワクチン接種が追加されましたので追記しました)
1.海外在留邦人向けワクチン接種プログラムについて
外務省 海外安全ホームページ｜新型コロナウイルスに係る日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国に際しての条件・行動制限措置
⬆全てはこの外務省の海外安全ホームページに記載されています。
サイトを、開くとこのような画面になります。⬇
外務省のホームページなんて、怖くて… というあなたの為に、
(全然怖くないんですが、抜けがあるといけないので細かく記載されてます。まあ、官公庁の仕事ですから当然ですよね)
要点を紹介します。
- ワクチン接種期間: ‘21.8/1 から接種開始です。なお、終了時期はまだ決まっていませんが、’22.1月上旬の予定とのこと。年末年始に帰国した時に接種を希望される方を想定してるんでしょうね。
- ワクチン接種対象者: 海外に在留している12歳以上の日本人が対象です。(アストラゼネカは18歳以上)なお、日本に住民票が無いこと、そして、このプログラムで1回目と２回目のワクチンを接種することが条件です。
- アストラゼネカの場合は、さらに次の①または②の条件を満たしていることが必要です。①既に居住地でＡＺ製のワクチンを１回接種している方(1回目の接種証明書が必要です。)➡2回目のみ接種します。②アレルギー等によりファイザー製のワクチンを接種できない方➡本事業で1回目、２回目を接種します。(1回目のみの接種は出来ません➡接種証明書が出ません)
- ワクチン接種場所: 羽田空港国際線ターミナル会場
成田空港第１ターミナル会場
成田空港第２ターミナル会場
の3ヶ所。なお、特例として、日本入国時に10日間の強制隔離が必要な国(インドネシア、キルギス)から帰国された方は、月曜日と金曜日限定で、隔離ホテルでワクチンを接種することが可能です。予約が空いていればですが。なお、アストラゼネカ製ワクチン接種は隔離ホテルでの接種は、出来ません。 - 接種時間: 10:00〜13:00, 14:00〜17:00 (土日祝もok)
- ワクチン種類:ファイザー 1回目と２回目の間隔は21日間です。(下記追記3参照) 及び、アストラゼネカ(毎週水曜日のみ)。1回目と2回目の間隔は4週間〜12週間(8週間以上推奨)です。
- 費用:無料です！
‘21.8/4 追記1 (外務省ワクチン接種コールセンターからの連絡)
全日程を通じて、10:00〜12:00の時間帯は混雑が予想され受付時や受付後に待ち時間が長くなる可能性があります。可能ならば別時間帯の方が空いているようです。
‘21.8/6追記2
変異株指定国、地域から帰国した場合は政府指定施設での隔離待機が必要ですが、ワクチン接種を理由として、待機施設に翌日以降延泊する事はできませんから予約日を決めるときには注意してください。退去翌日にワクチン接種する場合は、自主隔離場所に移動して、公共交通機関を使わずにワクチン接種場所まで移動する必要があります。
ワクチン接種予約時の注意事項
‘21.8/10追記3
２回目は3週間後の同一曜日−2日以降(19日目以降)から予約出来ます。
詳しくはこちら
‘21.8/17 追記4
‘21.8/18正午より、毎週水曜日にアストラゼネカ製ワクチン接種予約が可能となりました。上記特設(予約)サイトから「ＡＺ製のワクチン接種枠」を選択して予約します。
2.ワクチン接種予約
接種予約は、先程の外務省のワクチン接種ホームページに記載されている下記URLへアクセスして行います。
【海外在留邦人等向け新型コロナウイルス・ワクチン接種予約サイト】予約手続き：手続き一覧
それでは、早速予約してみましょう。
(1)事前に用意するもの
- インターネットにアクセスする端末とネットワークやWifi環境:
パソコン、または、携帯電話、タブレット等。作業中はアクセスしたまま待つことがありますので、安定したネット環境で作業することをおすすめします。アクセス状況にもよりますが２、３時間または、それ以上かかることもあります！
- メールアドレス:
ワクチン予約の登録や予約結果のやり取りをするメールアドレス。
登録時に最初に必要になります。
- パスポート番号:
登録時に入力が必要です。
- ワクチン接種希望日の候補:
1回目、２回目の候補日を事前に決めておきましょう。
なお、1回目と２回目は間隔を21日間空ける必要があります。
- フライト日程とフライト番号:
すでに日本に帰国するフライトを予約している場合は日程とフライト番号を用意しておきましょう。予約時に入力が必要となります。
なお、入力時にモタモタしてるとタイムアウトとなり、再入力となります。事前にメモ帳とかに入力して、コピーペースト出来るようにしておくと入力がスムーズに出来ます。
(2)初期画面
上記URLにアクセスするとこのような画面になります。
なお、今後、作業中に下記のような画面が出ることがありますが、サイトにアクセスが集中している時に出る画面ですので、そのままお待ち下さい。
待つ間、ブラウザを閉じる事も出来ず、間違って戻る事も不可ということでひたすら待つ必要があります。くれぐれもネットワークと時間に余裕がある時に作業しましょう。
アクセス出来ると下記画面となります。
ページの下の方にはこのような予約画面ありますが、まず最初に登録してからですので、いきなり予約しないように。
(3)登録
まず最初に初期画面右上の「メニュー」をクリックします。
「利用者登録」をクリックします。
次のような画面になるので、
画面の下の方に行って、「同意する」をクリック
すると、次のような、メールアドレス入力(利用者登録)画面になります。
画面の下に行くと、下記のようなメールアドレス入力欄が出てきますから、2箇所にメールアドレスを入力して、「登録する」を押します。
下記のような画面が出て、登録したメールアドレスに、さらに登録用のURLが記載されたメールが送られます。
メールに記載されたURL にアクセスします。
登録したメールに記載されているURL にアクセスして、いよいよ本登録開始です。
まず下記の画面が出ますから、そのまま下にスクロール。
画面下に行って、パスワードを入力します。パスワードは、自分で決める必要がありますが、10文字以上で、英語大文字、英語小文字、数字、記号のうち3種類以上を使って設定してください。
設定したパスワードは忘れないように記録を取っておくことをおすすめします。
次にフリガナで名字と名前、漢字で名字と名前を入力して、性別を選びます。
次に住所と電話番号を入力します。
住所は日本の住所です。必須ではありません。
電話番号は必須です。日本の電話番号を入力します。海外の携帯電話の場合、国番号の前の+が入力出来ないのですが、このあとの予約画面で、もう一度国番号と一緒に入力しますからご心配なく。(わたしは、適当に628119999999みたいに国番号から直接入れときました。)
(だったらここできちんと入力させて、予約画面での入力は省いてくれたらいいのですが。)
続いて、電話番号2と予備のメールアドレスを入力して、 「確認に進む」を押します。必須では、ありませんから、入力しなくても大丈夫です。
すると、確認画面になりますから、内容確認して訂正がなければ、画面一番下の「登録する」を押します。
(訂正する場合は、「入力に戻る」を押して訂正しましょう)
→画面下部に行く。
すると、次の画面になり、登録完了です。
(4)予約
登録が終わったら、いよいよ予約開始です。
利用者登録完了画面から、「< 一覧へ戻る」を押します。
すると、初期画面になりますから、画面下に進みます。
予約手続き画面に行き、「接種場所」を入力します。(“成田”、または“羽田” と入力)
予約したい枠をクリック。
予約受け付け画面になりますから、
「上記内容に同意する」にチェックを、入れます。
予約状況の表が出てきますから、自分がワクチンを打ちたい日の”○”をクリック。
希望日の時間別の表が出ます。○は1個だけですが、これをクリック。具体的な時間帯は最後の接種者登録で行います。
クリックしたら、チェックマークに変わるので画面下の「予約する」を押します。
接種者情報登録画面になりますから、利用者ID(登録したメールアドレス)と、設定したパスワードを入力して「ログイン」を押しします。
予約時の注意事項の説明書が出てきますから、下に行きます。
なお、特別機で帰国された方は、強制隔離中のホテルでの月曜日、金曜日の巡回ワクチン接種は出来ません。成田、羽田の空港での接種を予約してください。
画面下に進むと利用規約が
有りますので内容確認して「同意する」を押します。
予約内容が表示されますから内容を確認して画面下に進みます。
最後に接種者情報を入力します。
まず名前。
次にカタカナのフリガナとローマ字。
生年月日を入力。年齢は生年月日をエンターすると自動的に計算してくれます。
国籍とパスポート番号。
フライト日程とフライト番号を入力します。
まだ、フライト日程が決まっていなければ、接種1週間前までに入力してください。
最後にワクチン接種の希望の時間帯を選んで、「確認へすすむ」を押す。
‘21.8/4追記 (外務省ワクチン接種コールセンターからの連絡)
全日程を通じて、10:00〜12:00の時間帯は混雑が予想され受付時や受付後に待ち時間が長くなる可能性があります。可能ならば別時間帯の方が空いているようです。
内容を確認して「申し込む」を押します。
「予約完了」画面が表示されれば1回目の予約は完了です。お疲れさまでした！
予約番号とパスワードは必ず保管しておいてください。
別途、メールでも予約内容が送付されます。
次のようなメールが送付されます。これで1回目の予約完了です。
続けて２回目の予約を行います。再び予約手続き画面から接種場所を選びます。
２回目予約を選んで、1回目と同様に２回目の予約をします。
1回目から21日間開けて予約してください。
(アストラゼネカの場合は4週間以上開けて予約してください)
２回目の予約が完了したら全て終了です。お疲れさまでした！
3.接種時に用意しておくもの
接種時は下記の予診票と接種記録書をダウンロードして、事前に記入して持参してください。
[予診票]
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdf/yoshin.pdf
アストラゼネカ製ワクチン接種の場合はこちらの予診票を使って下さい。
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdf/astra.pdf
[接種記録書]
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdf/kirokusyo.pdf
また、２回目の接種が完了後に、即日ワクチン接種証明書を発行する事が出来ます。
受け付けに下記の証明書発行申請書を提出してください。
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdf/syoumeisyoform.pdf
ワクチン接種後は副反応が出ることがあります。
接種後の日本出国スケジュールは数日間の余裕を持って、フライトスケジュールを設定するようにしましょう。
それでは、一日も早くコロナ禍が収束することを願っています。
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